AXIES2025で広がる大学事務のDX

こんにちは!「事務職員が変われば、北大は変わる」を信じてる、北海道大学DX業務推進室の佐久間です。
DX業務推進室では、札幌で開催された大学ICT推進協議会2025年度 年次大会(AXIES2025)にて、DX推進に関する情報収集を行いました。大会後、東京大学や大阪経済大学が本学に訪問され、対面での交流が実現しました。
全国のDX担当者が札幌に集合

AXIESは全国の高等教育・学術研究機関等がICT(情報通信技術)に関する知見を共有し、教育・研究・業務の高度化を目指す協議会です。年次大会では講演やポスター発表、専門セッション、企業による最新技術の展示やセミナーなど、幅広い企画が行われます。
AXIES2025では大学の事務業務に関するDXのセッションが多く企画されました。各大学の最新の動向を把握するだけでなく、普段オンライン上で交流していたDX担当者と直接お会いする貴重な機会となりました。
生成AIの活用促進の話題では、新潟大学と駒澤大学の取り組みが印象的でした。両校とも「生成AIを使おう」と意識しなくても自然に使えるような工夫を重視し、その鍵となっていたのは「楽しさ」と「感動の共有」でした。課題や成功体験を共有し、初心者でも安心して試せる雰囲気づくりが生成AIの活用を広げるコツだと感じました。
新潟大学ではDX担当者が「新大ゆるDXラジオ」を通じて取り組みを発信し、職員が気軽に参加できる、ゆるく楽しい雰囲気を大切にしています。今回のセッションも、登壇された西山さんと寒川さんのラジオさながらの掛け合いで進みました。参加者はリラックスしながらも自然と話に引き込まれていきました。
駒澤大学でも、推進担当者がAIを使う楽しさや感動を周囲と共有することの大切さを強調していました。登壇された武田さんは、非IT職員でも“頑張らず”に使える環境を整えることのほかに、推進する側がまず自分たちで楽しむ姿勢を示すことが重要だと語っていました。
「大学DX勉強会」のセッションでは、本学で開催したセミナーでもお世話になった室蘭工業大学から、佐藤理事が登壇されました。これまで室工大が進めてきた施策の背景や工夫が紹介される中で、譲れないポイントやDXに込めた想いが語られたことが印象的でした。トップが強い意志を持って推進する姿勢は、現場にとって心強く、大きなやりがいにつながっていると感じました。
<発表セッション>
・生成AIにより加速するユーザーサポート(新潟大学事例紹介:新潟大学 西山 純一さん、寒川 美樹さん)
・“使われないAI”からの脱却 - データと現場の声で見る、変革と試行錯誤の「リアル」(駒澤大学 武田 享也さん)
・大学DX勉強会(大学DXによる価値づくりを目指して:室蘭工業大学 佐藤 孝紀 理事・副学長)
対面での情報交換会
今回、AXIES参加後に東京大学や大阪経済大学が本学を訪問され、対面での情報交換を行いました。直接顔を合わせることでオンラインよりも率直な交流ができました。
東京大学のみなさまとは、DXに関する全学的な取り組みや組織体制が話題になりました。特に、現在使用しているデジタルツールの管理方法や運用体制について話し合い、現場での課題や改善のヒントを共有しました。
大阪経済大学事務DXチームのおふたりとは、約1年前にオンラインで情報交換をして以来、今回初めて対面でお会いすることができました。取り組みを続けるモチベーションや施策検討の進め方、チームとして支え合う姿勢など、普段は聞けない事務DX活動の根底にある思いを共有できました。
この1年、さまざまな場所や媒体で大阪経済大学事務DXチームの活動を目にし、私たちも刺激を受けてきました。今後もお互いに学び、良い影響を与え合える関係でいられるよう、私たちも事務DXの取り組みを進めていきます。
<参考>
・大学ICT推進協議会2025年度 年次大会(AXIES2025公式ウェブサイト)
・大学DX勉強会(大学DX勉強会公式ウェブサイト)
・新潟大学事務DX(新潟大学 事務DX YouTubeチャンネル)
・北海道大学とDX推進について本音で話し合いました(大阪経済大学 事務DXチーム note)

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