デジタルコミュニティで支える北海道大学の事務DX

こんにちは!「事務職員が変われば、北大は変わる」を信じてる、北海道大学DX業務推進室の佐久間です。
2023年にTeams上に設置した「北大職員デジタルコミュニティ」(以下デジコミュ)を紹介します。
皆さんは業務中、デジタルツールの使い方が分からないときはどうしていますか? 本学にはデジタルツールのヘルプデスクがありません。そのため使い方が分からない時に「まずは詳しそうな職員に聞く」職員も多く、「詳しそうな職員」への負担の集中が課題になっていました。
一方で、デジタルツールの進歩が加速している中、便利な使い方を知りたい、共有したいというニーズが高まっています。使い方の共有は全体のデジタルリテラシー向上や、デジタルツールの活用にとって重要なポイントとなっています。
こうした背景があり「まずは自分で検索して調べる」ことや「職員同士の協力」を目的として、Teams上にデジコミュを設置しました。
北大職員デジタルコミュニティ概要
使用ツール:Microsoft Teams
対象者:全職員
内容:
デジタルツールに関して、参加者同士での質問、相談、情報共有を行う。
原課担当者に返信義務はなく、業務上の取り扱い確認等、必要がある場合には担当宛に直接連絡を取る。
多様な設置チャネル
チャネルは話題別に10個設置されています(2025年11月現在)。 参加者から「どこに投稿していいのか分からない」という声が上がったため、細分化を行いました。
さらに、デジタルに直接関係のないチャネルを設けています。デジタルやDXに直接興味がない人もコミュニティに参加するルートを作り、目に触れる環境を構築しました。
チャネル一覧
一般チャネル
コミュニティの目的や利用ガイドを掲載。
【共有】業務お役立ち情報
業務に役立つ情報(アプリケーションの使い方等)を共有する場。Teamsのちょっとした使い方やExcelのショートカットキー、Windowsの基本機能など、職員が便利だな!と思った機能が投稿されています。
【質問】デジタル業務環境(事務用PC等)
事務用PCの使い方など業務環境について、参加者同士で質問や相談をする場。メーラーの不具合やアカウント設定等で困った際に利用されています。
【質問】アプリケーション関係
業務で使用するアプリケーションについて、参加者同士で質問や相談をする場。グループウェアやAdobe製品の使い方の質問などで利用されています。
【共有・質問】生成AI(Copilot等)
業務で使用する生成AIについて、参加者同士で質問や相談をする場。プロンプトの共有や生成AIの使い方の相談などで利用されています。
【共有・質問】業務自動化(Power Automate等)
業務で使用する自動化ツールについて、参加者同士で質問や相談をする場。自身で作成したマクロの共有や、自動化ツール作成時の相談などで利用されています。
【共有】事務DXチャネル
DX業務推進室から事務DX・業務改善について、学内情報の掲載や意見照会を行う場。
事務用消耗品リサイクル
すぐやるPJ※の成果の1つ。不要な消耗品(ファイルやテープ類など)を譲り合う場です。「譲りたい人」と「欲しい人」が直接やり取りすることにより、手続きが簡単になり、特定の部署に負担がかからない仕組みとなっています。
電子ブック
すぐやるPJ※の成果の1つ。本学附属図書館で利用できる電子書籍から、事務DX推進に役立つものをテーマごとに紹介しています。
職員レクリエーション活動
すぐやるPJ※の成果の1つ。職員のレクリエーション活動の情報共有を行う場。職員レクリエーションについてメンバーや大会参加者の募集などを行えます。職員コミュニケーションの活性化や健康増進を図る取り組みです。
※すぐやるPJ:大きなテーマとして位置づけられないものの、声をあげれば解決できる課題や、いくつかの部署が協力すれば今までよりも便利になるといった問題をスピード感をもって解決することを目指しているプロジェクト。
関連記事:すぐやるプロジェクトとは
リアクションで盛り上がるTips発信

投稿に対してスタンプで反応する文化が根付き、スレッドでの会話も活発に行われています。投稿への反応があることで、コミュニティの一体感や情報共有の活性化につながっています。
職員バレーボール大会のオンライン配信

職員レクリエーション活動のチャネル上で、Teams会議を利用し、職員のバレーボール大会の配信を行っています。
バレーボール大会をきっかけにデジコミュに参加する職員も多く、普段デジタルやDXに興味がない方も巻き込むことができました。この配信は職場全体のつながりや活気の向上にもつながっています。
事務DXを支えるデジコミュ
2023年に設置された「北大職員デジタルコミュニティ」は、現在、教職員合わせて1000名近くが参加しています。 新しい文化として、ちょっとしたことを質問・共有できる場として根付き、日々活用されています。
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